Dental

診療案内

しろいファミリー歯科イメージ画像

痛みの少ない治療

徹底的な「痛みの少ない治療環境」
を実現しました!

「患者さんに安心してもらいたい!!」そのためにしろいファミリー歯科では 「痛みの少ない治療」に徹底的にこだわっております。 表面麻酔はもちろんのこと、静脈内麻酔を行うために専門の麻酔医も在籍し、 患者さんの不安を完全に取り除く治療環境を実現しました! 特にお子様やご年配の方、歯を削る時のキーンという音がどうしても怖いと感じる方などに大好評です。 わたしたちは、長年蓄積されてきた歯科医院の悪いイメージを取り除きます。 そして、二度と歯を削ることのないよう、歯に少しでも違和感があったら、 すぐに来ていただく歯科医院でありたいと思っております。


表面麻酔・電動麻酔注射器

麻酔をするときの痛みは、麻酔液の圧力によるものです。当院では、まず表面麻酔により麻酔針が最初に刺さる痛みを解消します。 表面麻酔はゲル状、張り付けるタイプ、スプレーのものを取り揃えております。患者さんの状態に合わせて一番適したものを選びますので、ご安心ください!

表面麻酔(ゲル状タイプ)から電動麻酔への手順

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  1. まずお口の中の粘膜を乾燥させた後、ゲル状の表面麻酔を綿棒などで部位に塗ります。
  2. 約2分ほどで粘膜表面の感覚がマヒしてきます。
  3. 表面麻酔をぬぐって、すかさず注射針をゆっくり刺し込む。

その際に、使用するのが「電動麻酔注射器」です。注射の痛みは、麻酔薬の注入スピードによる余計な圧力が原因です。電動麻酔注射器は、コンピューター制御により、理想的な注入スピードを実現し、その問題を解決しています。さらに、手動で注射を行う場合より、細い針を使用しているため、刺した時の痛みを和らげることができます!


もう歯科治療は怖くない!
不安や恐れを除去する静脈内鎮静法

「歯茎に注射をする麻酔に対して恐怖を感じる」、「そもそも歯科治療に対して抵抗がある」。そのような方もご安心ください!当院では「静脈内鎮静法」を導入し、治療の不安や恐れを徹底的に除去していきます!静脈内鎮静法は、鎮痛薬や向精神薬を静脈に注入することでリラックス効果をもたらす麻酔方法です。治療の妨げになる嘔吐反射が強い人にも適した方法と言えるでしょう。
しろいファミリー歯科では、専門の麻酔医が在籍しておりますので安心して治療をお受け下さい。

静脈内鎮静法の流れ

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  1. 血圧計や心電図などの生体モニターの使用準備。
  2. 点滴の注入。注入後、1~3分で意識がぼんやりしてきます。
  3. 静脈内鎮静法はリラックス作用に優れている反面、鎮痛効果が不十分なため、局所麻酔が行われます。
  4. 十分に効果が表れたことを確認したうえで、治療を行います。
  5. 術後は無理をせず、しばらく安静にしてからご帰宅ください。

※費用に関してはお問い合わせください。

静脈内鎮静法の注意点

  • 予約を取った後でも体調がすぐれない場合は、無理をせずに歯科医に判断を仰いで下さい。
  • 麻酔の効果を高めるために、治療前は何も食べないか、食べるとしても軽い食事にとどめてください。原則として治療の4時間前くらいからは何も食べないでください。
  • 治療後、眠気が残ったり、ふらついたりすることがありますので自動車の運転はもちろん、自転車での通院も原則禁止です。
  • 治療後しばらくしてから再び眠気やだるさに襲われることがあります。そのような時は無理をせず、しばらく安静にしておく必要があります。

歯周病治療

歯を失う最大の原因は、
むし歯ではなく『歯周病』です

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平成17年の「財団法人8020推進財団調査」によると、日本で歯を失う最大の原因は、歯周病という結果がでています。
現在、日本では30歳代の約8割が歯周病にかかっていると言われ、「35歳以上の約70%が、むし歯ではなく、歯周病が原因で歯を失っている」と報告されています。
その理由は、初期の歯周病には自覚症状がほとんどないからです。最初は「磨くと血が出る」「少し歯肉が腫れている」というだけですが、口腔内は細菌がいっぱい!
放っておくと、どんどん症状が進行し、気が付いた時には歯を削ったり、抜いたりしなければなりません。 私たちは歯を削りたくも、抜きたくもありません。是非当院で予防を徹底し、最悪の事態が訪れる可能性を防いでください!

歯周病は口だけではなく
全身を破壊する

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「歯の少ない人ほど、医療費が高い」これは色々な行政の調査でわかっています。歯は食べ物が初めて出会う「消化器」であるだけに、歯を失うと、からだ全体に及ぼす影響は圧倒的です。
さらに、歯周病が全身のさまざまな病気に関わっていることが明らかになっています。歯周病菌が全身の病気を引き起こす理由は、歯肉にある豊富な毛細血管にあります。
歯周病原因菌が歯肉組織まで侵入してくると、豊富な血管に入り込み、血液を介入して全身にまわります。その結果、身体の各部にまで、病気を発症させることになるのです。

こんなに恐ろしい!歯周病に関連した病気一覧

  • 脳:認知症・脳梗塞
  • 心臓:細菌性心内膜炎・心筋梗塞・狭心症
  • 血管:動脈硬化
  • 肺:肺炎
  • 子宮:低体重児出産・早産
  • その他に、糖尿病・がん・骨粗鬆症・バージャー病・HIVなどに関連性があると証明されています。

FMD(Full Mouth Disinfection / 全顎除染治療)

機械的清掃と薬を併用することで、歯周病原細菌を排除する方法です。

FMD法のメリット

  • 短期間で歯周病の状態が改善する
  • 抗菌薬を併用することにより、歯周病菌を激減させる(口の中の細菌叢を変えられる)
  • 歯周病が誘因となる病気(皮膚病やリウマチ、糖尿病など)が改善する
  • 歯血症の予防(治療開始前に抗菌剤を内服)
  • 再生療法の成功率が向上する

FMD法のデメリット

  • 健康保険適応外の為、自費診療となります
  • 1回の治療時間が2時間ほどかかります
  • 歯石の量が多い場合・硬い場合に、1~2度では取り切れないことがあります
  • 歯肉の改善に伴い歯根が露出することによる知覚過敏、根面むし歯のリスク
  • お薬のアレルギーのある方はFMD法が行えない場合があります
  • 喫煙されている方は治療効果が低い場合があります

FMDの方法

1STEP.1基本治療
2STEP.2抗菌剤3日間服用
3STEP.3翌日)全顎を機械的清掃
4STEP.4(2週間後)PMTC
FMDの一連の治療終了後は、メインテナンスへ移行します。必要に応じて歯周病細菌検査、サプリメンテーションを実施いたします。

大切な歯を守るために、
定期健診を受診しましょう

定期健診を徹底すれば・・・

  • 歯周病の早期発見による治療が可能になります。
  • 前回の症状と比較することで、的確な治療方法が提案できます。
  • 症状にあったブラッシング指導ができます。
  • ブラッシングだけで取れない歯石を取り除くことができます。
  • かかりつけ医を持つことで、他の病気との関係性をしっかり把握できます。
    (高血圧の薬など、ある種の薬には歯周病を悪化させるものがあります!)

予防歯科・クリーニング

歯医者で痛い思いを
しない第1歩

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歯医者で痛い思いをしない第1歩はプラークコントロールです。プラークとは細菌の塊です。プラークを減らす方向へ、コントロールするという広い意味を持っています。
したがって正確にはプラークコントロール=歯磨きではありません。
歯磨きはあくまでプラークコントロールのための1項目です。 歯を磨くこと以外にもプラークコントロールには、次のようなことも含まれています。


歯科衛生士によるプロフェッショナルケア『PMTC』

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虫歯や歯周病を防ぐ方法は、まず歯磨き(ブラッシング)です。この歯磨きの仕方について、磨き残しを染め出して、当院では患者様一人一人に合った方法をアドバイスさせて頂いております。歯磨きがうまくできるようになると、それだけで虫歯や歯周病になるリスクが大きく下がります。
しかしながら、ご家庭での歯磨きだけではどうしても取れないプラーク(歯垢)や歯石もあります。このようなプラークや歯石を当院では、超音波や専用の器具を用いて定期的に除去します(保険適用)
最近PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)という言葉でこれらの診療は呼ばれておりますが、当院ではこのPMTCについて最新の機器を揃えており、歯の表面の汚れを取り除き、歯の表面をツルツルに仕上げます。タバコのヤニやお茶やコーヒーによってできた着色は、保険適用外となります。 プラークや歯石ができてしまう期間は患者様によって個人差があります。現在当院では定期検診のお知らせのハガキを送らせて頂いております。ご希望される方はお申し付けください。

その他の予防処置

高濃度フッ素塗布

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フッ素塗布はむし歯に有効ですが、市販されているフッ素配合の歯磨きでは、当院で行われるフッ素塗布の代わりにはなりません。
歯科医院で使われているフッ素歯面塗布剤は、市販の歯磨きの約10倍の高濃度のものとなっているからです。

むし歯の大きさを診断する「ダイアグノデント」

「ダイアグノデント」は歯の表面にレーザー光を照射することで、起こる反射を測定して隠れたむし歯を検出します。むし歯の出す酸によって歯質が変化していると、高い数値が示されるので、むし歯の進行状態を数値によって把握することが出来ます。

レーザーによる窩洞の無菌化・蒸散・歯質強化

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  • レーザー照射を行うことで歯質を強化します。
  • 歯にレーザーを照射すると、フッ素が歯に浸み込みやすくなります。
  • エナメル質の脱灰(白濁)を再石灰化してくれます。
  • むし歯になった組織を無菌化してくれるため、場合によっては今まで削らざるを得なかった歯を削らずに済みます。

むし歯のできた原因を探る(各種検査・保険指導)

●唾液検査(唾液の量や緩衝作用、むし歯の原因となる菌の量などが把握できます)
●位相差顕微鏡による口腔内細菌の活動性の検査
●食事・生活習慣などの保険指導
客観的なデータを基に詳しい治療計画・予防方法を策定できます。


ご自宅で出来る、
むし歯のできない環境づくり

毎食後に歯を磨く

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当たり前のことと思われるかもしれませんが、毎食後の歯磨きは非常に大事です。習慣化するようにしましょう。

だらだら食べを控える

食事と食事の間はしっかりと時間を空けることが大事です。食事をすると口の中のph値が下がり、酸性に傾くので、むし歯になりやすくなります。正常値に戻るのに、30分~1時間ほどかかりますが、だらだら食べているとなかなか元のph値に戻りません。

砂糖の入ったものは極力控える

砂糖はむし歯の最大の原因です。あまり知られていませんが精製した砂糖は、人工的な化学物質です。 摂取しすぎるとむし歯だけではなく、低血糖、糖尿病、アレルギーなどの各種疾患とも大きく関係してきます。

糖質を控える

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近年ご飯よりパンを主食にする人が増えていますが、ご飯をしっかり食べることは大事です。パンは生地自体に砂糖を含んでいるので、三食ともパンを選択すると砂糖を大量に摂取することになります。他にも、乳酸菌飲料、野菜・果汁ジュース、清涼飲料水など飲み物の砂糖を控えることも重要です。これらを多く摂取している人は、今日からでもやめることをおすすめします。

プロデンティスによる菌質改善

プロデンディスは、スウェーデン式のバクテリアセラピーです。母乳由来の「L.ロイテリ菌」を使用しており、「L.ロイテリ菌」は新生児の腸に最初にコロニーを作る菌で、消化器官全体に強固な体内常在菌環境を作ります。 プロデンディスを摂取して人体常在菌のバランスを健常化することにより、感染症予防や、治療加速をめざす最新の予防医学理論で、健常者はもちろん、未熟児、妊婦、高齢者にも安心して推奨できるセラピーです。

POICウォーターによる口腔ケア

タンパク分解型除菌水(POICウォーター)で口腔内をケアすることで、細菌の繁殖を防ぎ、汚れを効率よく除去できます。

口呼吸をやめる

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口呼吸は、口腔内の唾液を減少させます。唾液には口腔内を健康に保つための、再石灰化作用、抗菌作用などがあります。唾液が少なくなるとこれらの自浄作用がなくなり、汚れが付きやすくなるのです。また免疫力の低下によって、アレルギー疾患などにも繋がることが明らかになってきました。

パワーコントロール

歯ぎしりや食いしばりの状態が長く続けば、治療済みの詰め物やかぶせ物が破損したり、脱離しやすくなります。また、目に見えないヒビ(マイクロクラック)が無数に入り、そのヒビからむし歯がはじまることもあります。
上下の歯は咬み合わせず(触れさせず)常に1~2mmの隙間があいている状態が歯や歯周組織、顎の関節にとって安静な状態です。

定期健診を受ける

3~4か月に一度はむし歯のチェック、クリーニング、ブラッシング(歯磨き)指導など定期健診を受けていただくのが理想です。

腸内から見る予防療法

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腸内から見る予防療法であるバクテリアセラピーは、スウェーデンで新しく誕生した予防医学です。アロマセラピーなどと同じように医療行為を受けずに、人体常在菌の適切な管理とバランスの健常化によって健康維持につなげようというまったく新しい手法です。
バクテリアセラピーは、善玉菌を摂りそれを増やすことによって、体の機能のバランスを正常に保ちます。また、免疫力を高めることによって、病気になりにくい体をつくっていくことができます。
先進のバイオテクノロジーの研究によって解明されている優れた善玉菌(プロバイオティクス)によって、口内菌のバランスを管理し、お口だけでなく全身の疾患の予防につなげていきます。

バクテリアセラピーの流れ

01 自分に合った善玉菌(プロバイオティクス)を選びましょう!

善玉菌はコレステロール低減やアレルギー改善、免疫機能改善による感染症防止効果があります。
このように善玉菌にも様々な特徴があるので、自分にあった善玉菌を摂ることが大切です。

02 体内で善玉菌を育てよう!

善玉菌は働き者ですが、意外とデリケートです。ストレスや生活習慣の乱れなどは、善玉菌が生息しにくい体になる原因です。
生活習慣の改善と合わせて、定期的に善玉菌を補給し、体内で菌を育て「育菌習慣」を身につけることが大切です。

03 菌質改善で体質改善!

善玉菌は免疫力を高めて、自然の抵抗力維持に役立っています。
菌質改善を行うことで健康維持の基礎となる免疫力を高めましょう。

バクテリアセラピーで使用するサプリメント

バクテリアセラピーでは、「L.Reuteriプロデンディス菌」を使ってケアを進めていきます。この菌株は口腔内の菌質を改善し、口腔内の菌の状態を健康に保つことに寄与することが学術的に確認されているヒト由来のプロバイオテクス乳酸菌です。
本品は口腔内細菌の健康的なバランス維持に役立つヒト由来のプロバイオテクス「L.rプロデンティス菌株」が生きたまま配合された舐めるタイプのオーラルサプリメントです。お口の中でゆっくり舐めて生きたプロバイオティクスの力でお口の中の菌の状態を正しく保ちましょう。

  • 【写真上】プロデンティスチャイルドヘルス(いちご味)
    30粒入り 3,240円
    【写真下】プロデンティス(ミント味)
    30粒入り 3,240円

  • プロデンティスリキッド
    10ml 5,400円

バクテリアセラピーが持つ3つの特徴

バクテリアセラピーは、善玉菌を摂りそれを増やすことによって、体の機能のバランスを正常に保ちます。また、免疫力を高めることによって、病気になりにくい体をつくっていくことができます。

01 効果持続性

善玉菌を増やして体質の改善をめざします。体内菌バランスを整え、悪玉菌を抑制します。

02 耐性フリー

悪玉菌に善玉菌を対抗させる方法なので、薬のように悪玉菌が善玉菌に対して耐性を持つことが少ないと考えられます。

03 安心安全

ヒト由来の善玉菌なので、体に定着しやすい。お子様からご年配の方、妊娠中の方まで安心して摂取できます。

レーザー治療

歯に優しいレーザー治療で
患者さんに負担をかけません

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歯科治療の選択肢は、レーザーを導入することで大きく広がります。
レーザー治療の利点は、歯への負担・痛みの軽減、治療時間の短縮、再発予防など様々です。もちろんすべてにおいて万能というわけではありません。当院では2種類のレーザー機器を導入しております。レーザーを用いる治療を行う場合、それぞれのメリット・デメリットを患者さんにしっかりと説明し、症状ごとに適した方法を選択いたします。

当院で使用している
レーザーの種類

レーザーの種類 特徴 使われている分野
ストリーク
レーザー
(Nd:YAGレーザー)
黒色色素・タンパク質・金属などに吸収されやすい 広く医療全般に使われています。歯科では、歯周病の治療や疼痛緩和治療、むし歯治療などに応用されています。
CO2レーザー
(炭酸ガスレーザー)
水に吸収されやすい特徴を持つ 皮膚科においてホクロやイボ・アザやシミなどの治療に使われています。歯科分野にも古くから導入されているレーザーです。

ストリークレーザー(Nd:YAGレーザー)

このレーザーを使うことにより、どうしても歯を削ることになったときでも、量を最小限に抑えることができ、場合によっては麻酔を使わないで治療をすることもできます。また、歯質の強化、歯周病の改善効果もあります。
当院では、痛みや不快感の少ない治療を目指して最新の機器や技術を導入しています。

ストリークレーザー「10の特徴」

  1. 歯周病菌を殺菌し、歯周組織を活性化することが出来ます。
  2. 歯の根の治療をより確実に早く(治療回数を少なく)進めることが出来ます。
  3. 初期むし歯を削らずに治すことが出来ます。
  4. 深く大きなむし歯も神経を取らずに済むケースが増えます。
  5. 健全な歯をよりむし歯になりにくい強く丈夫な歯にします。
  6. むし歯治療後の再発を予防します。
  7. 黒ずんだ歯肉の色をピンク色に戻します。
  8. 麻酔なしで軟組織を欠如することが出来ます。
  9. レーザーの使用により、口腔外科小手術が簡便に行うことができます。
  10. 副作用がないので、妊娠中の方や高血圧の方も安心です。

炭酸ガス(CO2)レーザー

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炭酸ガス(CO2)レーザーは、歯科で最も多く使用されているレーザー機器です。 そのため、古くから活用されており、豊富な実績と高い信頼性を誇ります。 当院でも早くから導入しており、治療に役立てています。

レーザーによる歯科治療は、ドリルで歯を削る治療に比べて体へのダメージが抑えられ、 治療後の回復も早いと言う利点があります。 レーザー治療についてのご質問や費用については、お気軽にお尋ねください。

虫歯・歯周病のリスク検査

各種検査でリスクを
コントロール!!

むし歯のない健康な歯でも、歯周病や隠れた歯の根っこに問題がある可能性があります。
これらは、定期的な健診やPMTCにより口腔内の健康を維持することができますが、 潜在的にその人自身が持っている将来の口腔内トラブルに関する予防はそれだけでは不十分です。 これらは、唾液検査・位相差顕微鏡・口腔機能発達検査・歯周病検査の各種検査によって予測が可能となります。 当院では、将来のリスクコントロールのために、 各種検査をもとにした予防プログラムを策定しております。

各種検査

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唾液検査

唾液の量や質などお口の状態を客観的に知ることができます。また、むし歯菌や歯周病菌の種類や量を把握することで、むし歯のかかり易さ、歯周病の進行具合、炎症状態も検査できます。

位相差顕微鏡

位相差顕微鏡による口腔内細菌の活動性の検査を行います。

口腔機能発達検査

口腔機能発達検査は、おくちポカン、口呼吸、不良嚥下(飲みこみ)、構音障害(滑舌の悪さ)、噛み合わせの悪さ、イビキなど、お口周りの筋肉の動きやバランスに問題をかかえたお子様のための検査です。お口周りがきちんと発達育成していないお子様は将来的な虫歯、歯周病、歯列不正になりやすい傾向があります。

歯周病検査

歯周ポケットの深さを計測して炎症状態を測定する「プロービング検査」、歯のぐらつきの程度を測定する「動揺度検査」、歯肉だけでなく歯を支える骨の部分・根の部分を調べ歯周病の進行度合いをチェックする「レントゲン検査」を行います。


唾液検査

お口の状態を客観的に
知ることができます
歯科医院で唾液検査を受けることで、今まで気づかなかった様々なお口の状態を知ることができます。客観的なデータを提示できますので、今後気を付けるべき点や、将来的なリスクを予測することに繋がります。
むし歯や歯周病リスクを
知ることができます
唾液の量や質、むし歯菌の量などを客観的に把握できるので、自分がどれぐらいむし歯になりやすいのかがわかります。また、歯周病の進行具合、炎症状態、歯周病菌の種類も検査できます。

唾液検査でわかること

唾液の量 唾液は口腔内の汚れを取ってくれる作用があります。そのため、唾液量が少ない人はむし歯になりやすい傾向にあるといえるでしょう。そして、人間の唾液の分泌量は1日に約1.5リットル~2リットルを頂点として、年齢とともに分泌量が減少。ストレスや生活習慣などにも大きく左右されます。
唾液の緩衝能 通常時の口腔内は中性の状態で、食事をすると酸性になります。その際、歯の表面のエナメル質が溶けることを「脱灰」と言います。そして、食後に分泌される唾液の中に含まれるカルシウムやリンによって、脱灰によって溶けたエナメル質はもとに戻ります。これが「再石灰化」と呼ばれる作用です。この酸性から中性に戻す「緩衝能」の変化を唾液検査では測定できます。
むし歯原生細菌量 むし歯の原因となる「ミュータンス菌」、むし歯の進行を早める「ラクトバチラス菌」の数を調べることが出来ます。
歯周病菌量 歯周病の原因菌となる歯肉に大きな炎症を起こさせ、口臭の原因ともなる「ポリフィロモナス・ジンジバリス」、歯周組織の中で炎症を起こし血管の中にまで侵入してくる「トレポネーマデンティコラ」、歯周炎を治りづらくさせる「タンネレラ・フォーサイセンシス」、白血球に対して抵抗力があり、若年性歯周炎と深い関係のある「アグリゲイティバクター・アクチノミセテムコミタンス」の数を調べることが出来ます。

位相差顕微鏡

位相差顕微鏡のメリット

お口の中の歯垢(プラーク)をとり、顕微鏡を使ってお口の中の細菌の状況を確認することができます。

●お口の中が清潔に保たれているかどうか
●歯周病の病原菌やカビ菌が存在するかどうか
●歯周病になりやすいかどうか
などが把握できます。

カビ菌(カンジダ菌) カビ菌はお口の中に必ず住み着いている菌ですが、大量に増えると、歯ぐきが腫れるなどの悪い影響が出てきます。また、カビ菌は歯周病原菌の住処にもなり、これらを減らすことにより歯周病原菌も少なくなるといわれています。
スピロヘータ(トレポネーマ) 蛇のようにウネウネと動き、歯肉の中で毒素を出しながら増殖する毒性の強い歯周病原菌です。このスピロヘータの数によって治療方針が分かれます。
運動性桿菌(かんきん) 口腔常在菌で、ウィンナーが飛び回っているように動きが早いのが特徴です。歯肉の中で毒素を出しながら増殖し、口臭の原因にもなります。お口の中が汚れている場合は、砂嵐のように多量に見られます。
原虫 歯肉アメーバや口腔トリコモナスなどの単細胞の原生動物。歯周病の重傷症例に見られます。

検査を行うタイミング

初診時

現状の口腔内がどうなっているか把握するために、口腔内に異常がなくても行うのをお勧めします。初めて歯科医院に来られた際に、検査を行うことで精密な予防プラグラムを立案できるからです。

治療後

予防プラグラムと治療を同時に進め、終了後に再度検査を行います。その後、治療結果をもとにして、むし歯や歯周病を繰り返さないためのメインテナンスプランをお伝えします。

年に1回の定期的な検査

当院では、現状を維持できているかなどを把握するため、定期的に検査を受診されることを推奨しています。身体の健康診断を一年に一回行うように、検査も定期的に受けていただくことで、より口腔内の健康を維持することが出来るからです。

検査後

予防プラグラムの策定

検査結果で得られた情報や患者様からのヒアリング結果をもとに、お一人おひとりに合わせた予防プラグラムを策定いたします。今後の治療方針、どのようなケアを行っていくかを丁寧にお伝えいたします。

検査結果に合わせたホームケア用品の処方

検査結果をもとに、患者様お一人おひとりに合わせたホームケア用品を処方いたします。

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ホームケア用品一例
  • フッ化第一スズ ・プロデンティス
  • POICウォーター
  • キシリトール100%ガム
  • ソニッケア
  • デンタルフロス/歯間ブラシ 等