虫歯・歯周病のリスク検査

各種検査でリスクを
コントロール!!

むし歯のない健康な歯でも、歯周病や隠れた歯の根っこに問題がある可能性があります。
これらは、定期的な健診やPMTCにより口腔内の健康を維持することができますが、
潜在的にその人自身が持っている将来の口腔内トラブルに関する予防はそれだけでは不十分です。
これらは、唾液検査・位相差顕微鏡・口腔機能発達検査・歯周病検査の各種検査によって予測が可能となります。

当院では、将来のリスクコントロールのために、
各種検査をもとにした予防プログラムを策定しております。

各種検査

唾液検査

唾液の量や質などお口の状態を客観的に知ることができます。また、むし歯菌や歯周病菌の種類や量を把握することで、むし歯のかかり易さ、歯周病の進行具合、炎症状態も検査できます。

位相差顕微鏡

位相差顕微鏡による口腔内細菌の活動性の検査を行います。

口腔機能発達検査

口腔機能発達検査は、おくちポカン、口呼吸、不良嚥下(飲みこみ)、構音障害(滑舌の悪さ)、噛み合わせの悪さ、イビキなど、お口周りの筋肉の動きやバランスに問題をかかえたお子様のための検査です。お口周りがきちんと発達育成していないお子様は将来的な虫歯、歯周病、歯列不正になりやすい傾向があります。

歯周病検査

歯周ポケットの深さを計測して炎症状態を測定する「プロービング検査」、歯のぐらつきの程度を測定する「動揺度検査」、歯肉だけでなく歯を支える骨の部分・根の部分を調べ歯周病の進行度合いをチェックする「レントゲン検査」を行います。

唾液検査

唾液検査のメリット

お口の状態を客観的に知ることができます

歯科医院で唾液検査を受けることで、今まで気づかなかった様々なお口の状態を知ることができます。客観的なデータを提示できますので、今後気を付けるべき点や、将来的なリスクを予測することに繋がります。

むし歯や歯周病リスクを知ることができます

唾液の量や質、むし歯菌の量などを客観的に把握できるので、自分がどれぐらいむし歯になりやすいのかがわかります。また、歯周病の進行具合、炎症状態、歯周病菌の種類も検査できます。

唾液検査でわかること

唾液の量

唾液は口腔内の汚れを取ってくれる作用があります。そのため、唾液量が少ない人はむし歯になりやすい傾向にあるといえるでしょう。そして、人間の唾液の分泌量は1日に約1.5リットル~2リットルを頂点として、年齢とともに分泌量が減少。ストレスや生活習慣などにも大きく左右されます。

唾液の緩衝能

通常時の口腔内は中性の状態で、食事をすると酸性になります。その際、歯の表面のエナメル質が溶けることを「脱灰」と言います。そして、食後に分泌される唾液の中に含まれるカルシウムやリンによって、脱灰によって溶けたエナメル質はもとに戻ります。これが「再石灰化」と呼ばれる作用です。この酸性から中性に戻す「緩衝能」の変化を唾液検査では測定できます。

むし歯原生細菌量

むし歯の原因となる「ミュータンス菌」、むし歯の進行を早める「ラクトバチラス菌」の数を調べることが出来ます。

歯周病菌量

歯周病の原因菌となる歯肉に大きな炎症を起こさせ、口臭の原因ともなる「ポリフィロモナス・ジンジバリス」、歯周組織の中で炎症を起こし血管の中にまで侵入してくる「トレポネーマデンティコラ」、歯周炎を治りづらくさせる「タンネレラ・フォーサイセンシス」、白血球に対して抵抗力があり、若年性歯周炎と深い関係のある「アグリゲイティバクター・アクチノミセテムコミタンス」の数を調べることが出来ます。

位相差顕微鏡

位相差顕微鏡のメリット

お口の中の歯垢(プラーク)をとり、顕微鏡を使ってお口の中の細菌の状況を確認することができます。

●お口の中が清潔に保たれているかどうか
●歯周病の病原菌やカビ菌が存在するかどうか
●歯周病になりやすいかどうか
などが把握できます。

カビ菌(カンジダ菌)

カビ菌はお口の中に必ず住み着いている菌ですが、大量に増えると、歯ぐきが腫れるなどの悪い影響が出てきます。また、カビ菌は歯周病原菌の住処にもなり、これらを減らすことにより歯周病原菌も少なくなるといわれています。

スピロヘータ(トレポネーマ)

蛇のようにウネウネと動き、歯肉の中で毒素を出しながら増殖する毒性の強い歯周病原菌です。このスピロヘータの数によって治療方針が分かれます。

運動性桿菌(かんきん)

口腔常在菌で、ウィンナーが飛び回っているように動きが早いのが特徴です。歯肉の中で毒素を出しながら増殖し、口臭の原因にもなります。お口の中が汚れている場合は、砂嵐のように多量に見られます。

原虫

歯肉アメーバや口腔トリコモナスなどの単細胞の原生動物。歯周病の重傷症例に見られます。

検査を行うタイミング

初診時

現状の口腔内がどうなっているか把握するために、口腔内に異常がなくても行うのをお勧めします。初めて歯科医院に来られた際に、検査を行うことで精密な予防プラグラムを立案できるからです。

治療後

予防プラグラムと治療を同時に進め、終了後に再度検査を行います。その後、治療結果をもとにして、むし歯や歯周病を繰り返さないためのメインテナンスプランをお伝えします。

年に1回の定期的な検査

当院では、現状を維持できているかなどを把握するため、定期的に検査を受診されることを推奨しています。身体の健康診断を一年に一回行うように、検査も定期的に受けていただくことで、より口腔内の健康を維持することが出来るからです。

検査後

予防プラグラムの策定

検査結果で得られた情報や患者様からのヒアリング結果をもとに、お一人おひとりに合わせた予防プラグラムを策定いたします。今後の治療方針、どのようなケアを行っていくかを丁寧にお伝えいたします。

予防の詳細へ

検査結果に合わせたホームケア用品の処方

検査結果をもとに、患者様お一人おひとりに合わせたホームケア用品を処方いたします。

ホームケア用品一例
  • フッ化第一スズ ・プロデンティス
  • POICウォーター
  • キシリトール100%ガム
  • ソニッケア
  • デンタルフロス/歯間ブラシ 等